日々焦ることや心折れそうなこと、いろいろあるけど、2:1くらいの割合でいいことや素敵なこともあって、
そんな私の胸いっぱいに大・大・大うれしかったこと!
東京音大時代のピアノの恩師、関根有子先生に会いに行ったことです。5年ぶり?
関根先生は、音大生なら知っている日本のピアノ教育の第一人者、井口愛子さんの娘さんです。
私は関根先生につきたくて東京音大にどうしても行きたかった。久しぶりに池袋駅でおり、東京音大のレッスン室へ。J館特有のいいにおい(私てきに)がして歌とかピアノが聞こえてきて懐かしいけど、昨日のことのようにも思えて。
私ってこういうところから来たんだって、ルーツを感じました。
音大→アパレル→ジャイロと全然違うことをしていると驚かれることも多いのですが、先生に近況を話すと第一声「私もやりたい!!」といってもらえて。。。すっごくうれしかったし、なんか安心しました。私は演奏家の人にもエクササイズをしてほしい(http://keyno36.com/blog/2010/01/post-39.html)と思っているのですが、先生も演奏家のボディーワークの必要性を感じているといっていました。
私の人生で一番長く続けたことは、ピアノです。怪我をしちゃいけないから運動をしなかったし、というか体育が全然好きになれなくて、体育の授業は休みがちな子供でした。
だからピアノがうまくなるためにエクササイズしようなんていうことは全く頭になかった。でも今考えると、大学時代に気がついてジャイロをやっていたら、もっと楽に柔軟で芯のある音が弾けたと思う(今トニックに来てくださっている声楽の先生も、声が出るようになったとよろこんでくれています)。
で話をもどしますが、先生は大御所、超多忙なのでと〜っても早口。だけどいつでも愛情いっぱいで会えてとってもうれしかった。
先生っていくつになってもいいものだなあと思う。いつも味方で間違っていると指摘してくれる、遠慮なく。ほんとうに心から先生と呼べる人にめぐり会えたことは、奇跡的で私の自慢。こころをあたためてくれますネ!